牛タンが好きです。
脂身の少ない部位、コリコリとした食感。
記事を書いているだけでも、よだれが出そうです。
そんなこんなで、たまに伺う、たんや卜傳 長浜店へ。
長浜のたつみ寿司が入っている、昔、店舗街だったような細い路地にあります。
卜傳と言えば、草香江のお店が有名ですが、ここは息子さんにお店を譲った大将の隠居店。
代を譲った後は、お店の常連さんには何も言わず、長浜にお店を構えたそうです。
先代が草香江店のお客さんをを奪ったらいけないという、大将の配慮でしょう。
うーん、男であり、親父であり、かっこいいですなー。
長浜のお店は、息の合った仲の良いご夫婦で、まったりと営んでおります。
お店はまったりとしていますが、出す料理は真剣そのもの。
お店にはサガリやらありますが、私はいつもタンを注文。
この一枚で、3,500円程します。
宮崎と伊万里の黒毛和牛の牛タンを、一ヶ月熟成させた逸品です。
表面からカビが生えるぐらいが食べごろだそうで、表面のカビをそぎ落として炭火でじっくり焼きます。
いわゆる、肉の旨味成分、イノシン酸がマックスな時でしょうね。
贅沢かって?いやいや、贅沢というより、”超”贅沢です。
いつも行ける訳ではありませんが、がんばった時の自分へのご褒美です。
生ビールと赤ワインのハーフ、そして牛タンで良いお値段がしますが、コストパフォーマンスで言えば
絶対に”あり”です。
美味しい料理と、大将&奥さんとの楽しい会話。
とっても素敵なお店です。